皆さんこんにちは。昨日は休みを有効利用して、ダイハツ工業㈱ 軽車両開発本部長 執行役員 福家さんによる「軽自動車における標準化戦略」という講演を聴いてきました。
そもそも「標準化」ってよく使いますけど何なんでしょうかね・・。標準化とは製品などの形状・寸法・測定・試験方法などを、標準に従って統一することなんですね。では標準に従ってとは・・世界には標準なんてたくさんありますが、簡単に分類しますと、
国際規格・・ISO、IEC、ITU-T
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地域規格・・CEN、CENELEC
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国家規格・・ANCI、BSI、JIS、JAS
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地方規格・・ASME、IEEE
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会社レベル・・社内標準
代表的なものにISOがありますが、ざっと説明するだけでもこれだけ存在するのですね。みなさんが使うコンセントやUSB、乾電池といったものもちゃんと標準化されています。種類の無秩序な増加を制約したり、在庫管理の効率化を図る上で標準化は役割を果たしています。しかし上記ISOやらJISは規格であって法規ではありません。つまり強制力がないので罰則規定もないということなんですね。ただしJISが法規に引用される場合があります。「ガス事業法」や「労働安全衛生法」や「消防法」などが一例です。当然JISに法規が引用されれば強制力が伴ってきます。現在ではJISが177の法規に引用されているようです。皆さんも担当している業務において関係する法規を調査し、把握しておくことは、事故の未然防止という観点からも必要なことではないでしょうか。
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