今週の1冊は卸売流通動態論-中間流通における仕入と販売の取引連動性-について書かれた本です。著者の西村順二さんは甲南大学経営学部の教授でありまして、この本は卸の重要性について書かれています。その中でも注目すべきことはこれまでの取引きコスト論を基軸にした理論に対して、別の視点から卸の機能について本を書かれています。商社不要論とか問屋不要論とか叫ばれている中、もう一度卸の重要性について考えるには最適の本だといえます。
流通動態論 2009年西村順二千倉書房
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