当社は1969年に大阪市阿倍野区で山本特殊鋼商会として創業しました。 創業後間もなくしてステンレスの「将来性」と「軽量」に注目し、小径サイズの継目無ステンレス鋼管(シームレスパイプ)や医療向けセミシームレス管(注射針)をメインとして在庫販売を開始しました。その後継目無ステンレス鋼管(シームレスパイプ)の精密分野に特化し、1986年には業界で培った信用と実績を評価され㈱神戸製鋼所(現:丸一ステンレス鋼管㈱)の西日本地区における総代理店の指定を受けました。2014年には長年の懸案事項でありました、港区内に分散する本社と倉庫を集約し業務の効率を図るため、大阪市港区石田1丁目にて本社を新築移転しました。
現在の用途分野は半導体から大型プラントまでさまざま。取り扱いメーカーも高炉メーカーからリロールメーカーまで約20社にも及びます。取り扱い商品も、配管用・機械構造用継目無ステンレス鋼管(シームレスパイプ)・熱交換器用ボイラー管・各種継手・半導体に使用される、BA管(クリーンパイプ)やEP管(電解研磨管)の在庫などJIS規格品はもちろんのこと、海外規格ASTM材・ASME材も多数取り揃えています。
メーカーからの材料の安定供給により、お客様のあらゆるニーズに対応して即納できる体制をとっています。確かな品質の製品を安定供給できる優位性に加え、倉庫や物流システムを整えて、付加価値を高め、小ロット・特殊品要求などお取引先のご要望に幅広くお答えできることを大きな強みとして営業に取り組んでいます。 また、長年培ったノウハウと高い技術力を活かし、お客様のニーズに合わせた商品提案ができる提案型企業を目指しています。
当社の取り扱いの約95%を占める継目無ステンレス鋼管(シームレスパイプ)。その内訳は、配管用ステンレス鋼管、石油精製、石油化学用はもとより発電所の給水加熱器、尿素プラントなどに用いられるボイラ・熱交換器用鋼管、切削加工に用いられる機械構造用ステンレス鋼管、半導体、バイオリアクターなどの製造装置の配管に用いられるクリーンパイプ(BA)、電解研磨管(EP)と多品種に亘ります。
また、高機能材を含めた新鋼種の扱いにも積極的に進め、品揃え充実を図っています。具体的には、切断性の優れているSUS303や、フェライト系のSUS430、析出硬化系のSUS630にも少ロット対応しています。また最近では最もご要望の多かった塩素環境下での腐食割れに優れている、二相系ステンレス鋼管及び継手(エルボ、ティー、レジューサ)も新たに在庫販売しています。
・丸一ステンレス鋼管株式会社 ・日本製鉄株式会社 ・株式会社ステンレス久世 ・株式会社ベンカン機工 ・東洋特殊鋼業株式会社 ・大一ステンレス鋼管株式会社 |
・株式会社三紘製作所 ・東京精密管株式会社 ・鶴見鋼管株式会社 ・京都精管株式会社 ・大同特殊鋼株式会社 ・特殊技研工業株式会社 |
・アレイマ株式会社 ・日鉄ステンレス鋼管株式会社 ・山陽特殊製鋼株式会社 ・モリ工業株式会社 ・ステンレスパイプ工業株式会社 |
※順不同